フジ:火10 僕の歩く道  戻る
*** 物 語 ***  2006.10.10スタート 彼はまっすぐに純粋に生きています
 彼はまっすぐにまっすぐに生きています だから たくさんの人にまっすぐに純粋に愛されるのです ただそれだけです
 先天的な障害により10歳児程度の知能までしか発達しなかった31歳の自閉症の男性の物語 彼の言葉 彼の行動 彼の生きる姿が
 沢山の周りの人達を変えていきます 沢山の周りの人達が忘れていた何かを思い出させてくれます そして沢山の周りの人達に
 愛されていきます でも彼はそんなことすら知らずに 知ろうともせずに 今日もまっすぐ まっすぐ歩いていきます 自分の生きる道を
*** 主題歌 ***
SMAP 「ありがとう」
*** 脚本 ***
橋部敦子
**** P ****
石原隆
重松圭一/岩田祐二
**** 演出 ****
三宅喜重
星護/河野圭太
 
*** 登場人物 ***
大竹輝明(31)
松田都古(26)
大竹修治(35)
大竹りな(21)
 …
 …
 …
 …
草g剛
香里奈
佐々木蔵之介
本仮屋ユイカ
三浦広之('・)
堀田丈二(39)
亀田達彦(50)
大石千晶(26)
 …
 …
 …
 …
田中圭
加藤浩次
浅野和之
MEGUMI
大竹真樹(35)
河原雅也(32)
大竹幸太郎(11)
古賀年雄(45)
 …
 …
 …
 …
森口瑤子
葛山信吾
須賀健太
小日向文世
久保良介(50)
大竹里江(60)
 …
 …
大杉漣
長山藍子

1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 最終話

*** 極力2行簡単あらすじ&極力5行名台詞 ***
1話「誰よりも純粋な男」75分SP 幼馴染の都古ちゃんが勤務する動物園に輝明を紹介してくれた まずは2週間だけ働く事になった
名台詞 : 輝明 「僕の名前は大竹輝明です 宜しくお願いします」  園長 「まずは知る事から始めないと」
都古 「輝のせいでしょ!輝がミーナを逃がしたからいけないの!輝が逃がしたからミーナの具合が悪くなったの!
輝が逃がしたから私が来なくちゃいけなくなったの! そんな事も判んないの!!」
輝明 「都古ちゃんは絶対に僕を怒りません 都古ちゃんは絶対に僕に嫌な事を言いません」 堀田 「絶対に?・・」
都古 「私の幼馴染 輝からの手紙は都古ちゃんへで始まって絶対三行の文章なの面白いでしょ」
「そういうのまだよく判らない子供の時から一緒だったから」  「彼に料理は作らないよ 1回も作った事無い 私は奥さんじゃないから」

2話「教えて本当の気持ち」  動物園で客とのトラブルがありました それが原因で職場で上手くコミュニケーションが取れなくて
ストレスが溜まり倒れてしまうのでした 家族は心配して仕事を辞めさせようとしましたが輝明の本当の気持ちを確認し・・
名台詞 : 三浦 「大竹さんの担当は ジンジンです」 「大竹さんはお客さんと話さないようにして下さい 判りました?」
輝明 「チクッてんじゃねえよってどんな意味ですか?」 「赤ちゃんは産まれた時から毛も歯も生えていて目も直ぐに開きます…」
秀治 「所詮健常者にとって障害者の問題なんて他人事なんだよ 皆他人に構っている余裕なんて無くて自分の事で精一杯なんだよ
本当はお袋だって判ってる筈だよそれが現実だって それから何よりも輝明自身が苦しんでるお袋のやり方には」
都古 「ここは あなたが好きな時に来られて 好きな時に帰れるような部屋じゃないの」 輝明 「僕の仕事は動物園の飼育係りです」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました 大竹さんの担当はジンジンですと言われました チクッてんじゃねえよと言われました」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました ジンジンの世話をしました 正式採用になりました」

3話「約束と裏切り」 幸太郎の遠足は輝明の動物園 輝明が叔父だと皆にばれ恥ずかしかったと母に訴えるが母は聞く耳を持たない
そんな折幸太郎は 「約束は守らなければならない」 と言う輝明に口止めの約束をしてお金を貰う事を考えつくのだった
名台詞 : 輝明 「失敗した・・」  「約束は守らなければなりません 嘘をついてはいけません」
りな 「これ暗記出来る?輝明おじちゃん全部暗記してるよ凄いでしょ?冗談じゃないよ それ覚えるの東大入るより難しいかもよ」
「輝明おじちゃんは幸太郎の事一言も喋ってないよ私の時もそうだった … 誰だって嘘をついたり約束を破った事位あるもんでしょ
でもね輝明おじちゃんは違うの 幸太郎との約束も嘘をついちゃいけないって教えも両方守ろうとしたの それって幸太郎に出来る?」
輝明 「僕の事怒ってる?動物園の事怒ってる? … セールスはお断りです」 「天竺ねずみの体長は25cmから30cmで
体重は雄が900g〜1200gで雌が800〜1000gです 耳が丸くて小さく尻尾はありません 指は前足が4本で後ろ足が3本です …」
「千晶さん3秒以上僕の事見ないでください … 千晶さん僕も3秒以上見ませんから 1秒・2秒 大丈夫です2秒ですから」
「都古ちゃんへ 今日は仕事が休みでした ニンジンとタマネギとジャガイモを切りました 電話に出ました」

4話「黄色い傘に降る涙」 初めての給料日です 輝明はロードバイクが欲しいようです お金を貯めて買う事にしました
都古ちゃんと焼き芋を食べました 雨が降ってきたので傘を差しました 泣いている都古ちゃんに傘を差しかけました
名台詞 : 幸太郎 「このお金はあげるお金じゃなくて返すお金なの ちょっとずつお金持って来るから 1年で5千円必ず返すから」
都古 「私が別れたいっていったら別れるし別れたくないって言ったら別れないって」 千晶 「本当ずるい自分で逃げ道作ってる訳でしょ
自分は傷つかないようにしてる訳でしょ 自分が悪者にならないようにしてる訳でしょ」  都古 「お願い今日だけはどうしても来て」
「ねえ千晶 私河原さんと結婚したいみたい だからもう会わない」 河原 「妻とは別れた 別れたんだ … 今朝 離婚届けを出した」
輝明 「カレーはやっぱりチキンカレー」「お湯の温度は39度」  「おはよう 都古ちゃんに手紙出したから」 都古 「うん 待ってる」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました 都古ちゃんが来ませんでした 三十九度でした」

5話「結婚式の奇跡」 都古ちゃんが河原さんと結婚しました 結婚パーティに行きました 都古ちゃんの顔を見ないで花束を渡しました
名台詞 : 輝明 「60万円 積み立てしてます 真似すんなよ」  古賀 「僕はああいうタイプの偽善者が一番駄目なんだ」
都古 「無関心の人や何もしない人に比べたらずっと良いじゃないですか 実際大竹さんはここで働く事が出来てるんですから」
三浦 「毎日カレーなんて大竹さんだけなんだから メニュー ポークカレーからチキンカレーに変えてくれても良さそうだよな」
輝明 「僕も結婚するの?」  「出来る事が多い事がよくて少ないのが悪いって事じゃないの 自分が出来る事一生懸命やれば良い」
輝明 「都古ちゃんどうして泣いてるの?良い事なのに 良い事なのに 都古ちゃん僕が代わりに笑ってあげる」 都古 「輝 ありがとう」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました 都古ちゃんと焼き芋を食べました 都古ちゃんと帰りました」

6話「失踪!悲しき夕焼け」  河原都古ちゃんの新しい家に行きました もう行きません
名台詞 : 古賀 「側にいる人間がどう接するかで 彼の可能性はどんどん広がるんだな」
都古 「結婚っていうのはずうっと一緒に 仲良くしようって約束する事なの 私は河原さんと約束したの」
輝明 「都古ちゃんの所へはもう行かない 行かない」   りな 「私は私の人生を生きて良いんでしょうか? 母はそうして良いって
言うけど 本当はずっと私にお兄ちゃんの事見てて欲しいんじゃないかって そうしなきゃいけないんじゃないかって」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました 飼育日誌を書きました 都古ちゃんにほめられました」
「都古ちゃんへ 今日は都古ちゃんの家に行きました 都古ちゃんは河原さんと約束しました もう行きません」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました チキンカレーを食べました 都古ちゃんのところへはもう行きません」
「都古ちゃんへ 昨日は動物園に仕事に行きました チキンカレーを食べました 都古ちゃんのところへはもう行きません」
「輝へ 輝は動物園の飼育係りです 輝の動物園の動物達が元気でいられるように一生懸命お世話をして下さい 約束です」

7話「はじめての反抗」 幸太郎は母からのプレッシャーに耐え切れず塾の試験でカンニングをしてしまう その後塾の先生からの
電話で幸太郎が塾には来ていない事を知る母 輝明から毎日動物園に来ていた事を聞くと輝明を責め始める そして輝明は・・
名台詞 : 輝明 「約束です」 「知らない人について行ってはいけません」 「珈琲のお砂糖は一杯です」
幸太郎 「うっそ・・ 輝明おじちゃん! 帰ろう 新しい道を教えてあげる」 輝明 「あっ亀田さん」
真樹 「お母さんだって結構メガネ似合うのよ これとこれどっちが良い?」 輝明 「笑った顔」 幸太郎 「笑った顔」
幸太郎 「1903年モーリスガラン 1904年アンリコルネ 1905年・・ルイトゥルスリエ!」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました ジンジンの爪を切りました チキンカレーを食べました」

8話「偽りの心と真実の愛」  動物園にレッサーパンダの双子が生まれました 園長は出世の為来園者数を増やす事に躍起です
名台詞 : 園長 「私はありのままの自分でいた事がないような気がする … 誰が決めたか知らないけど男は出世しなければならない
からだよ … 出世しなきゃならないし動物達に愛情があるふりをしなければならない それから障害者に理解があるふりも続けなきゃ
ならない」 「何て事してくれたんだ!! 失礼しました これ彼にとって必要な物なんです … りんご 切って下さい いつものように」
「大竹里江様 … ありのままの輝明さんは私達を戸惑わせるだけではなく 私達に大切な何かを気付かせてくれる存在なのですから
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました チキンカレーを食べました ジンジンの爪を切りました」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました チキンカレーを食べました クッピーが元気になってきました」

9話「再会!助けて、テル」 輝が動物園の飼育係になって1年が経ちました 60万円が貯まりました 古賀さんの息子さんが動物園
の1日体験に来ました 都古ちゃんが来ました ロードバイクが来ました 亀田さんに教えて貰いました 都古ちゃんの家に行きました
名台詞 : 輝明 「ベルがない」 亀田 「お〜来た来た 乗るか」  古賀息子 「15時23分の電車に乗ります」 輝明 「一緒・・」
都古 「来た・・ 」 輝明 「都古ちゃんこんにちわ」 都古 「こんにちわ(涙)」 輝明 「手紙 出したから」 都古 「うん 待ってる」
都古 「私は一生結婚しないんだろうなってずっと思ってた 誰かを信じて裏切られるのが怖いから 好きな人が出来ても本気で好きに
ならないようにしたり 自分を曝け出したりしないで距離を置いて付き合ってた」 「輝頑張ってるんですね 私も頑張らなきゃな」
河原友 「自分がバツイチだからって耐えられないんじゃない ほらあいつは人からどう見られてるかって事が一番重要な男だから」
「都古ちゃんへ 今日はサイクルショップに行きました 欲しいバイクがありませんでした 在庫があれば取り寄せです」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました ロードバイクの在庫がありました 取り寄せです」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました チキンカレーを食べました ジンジンをお風呂に入れました」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました 都古ちゃんが家に来てごはんを食べました 都古ちゃんが元気じゃありませんでした

10話「涙で、愛が見えない」 ロードバイクのレースに出たいです お兄ちゃんに反対されました りなが家を出ると言っています
都古ちゃんが泣いていました 涙が出ました ジンジンが元気が無いです 都古ちゃんが動物園に来て寝てしまいました
名台詞 : 輝明 「出たい」 亀田 「それはロードバイクに乗る者だけが知る事の出来る世界なんだ」
秀治 「お袋は判ってた筈だよ … お袋がりなにずっと甘えて来たから」 「お袋気付いてたよねえ … ああいい迷惑だったよ
輝明 「お兄ちゃんが手を引いてくれた かけっこ お兄ちゃんが手を引いてくれた ありがとう」  都古 「ごめんね輝約束守れなかった」
「都古ちゃんへ 今日は仕事がお休みでした ロードバイクに乗りました 都古ちゃんが泣いていました」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました 亀田さんの店に行きました レースに出たいです」

最終話「僕は歩き続ける。」 レースに出ます 練習しました 都古ちゃんが動物園に帰ってきました グループホームで暮らします
名台詞 : 秀治 「輝明レースに出るから … 出るんだよな」 輝明 「出たい」 秀治 「出よう」 りな 「出よう」 幸太郎 「出よう」
秀治 「真樹は夢ってある?俺も無い 輝明にとってレースに出るのが夢だとしたら 俺は輝明が羨ましい」
輝明 「鳥はここを出たらどうなるんですか?」 「三浦さんトビはいますか? ピーヒョロロロ」   「僕にだって予定がある」
都古 「私気付いたの 輝が私を必要としてたんじゃない 私が輝を必要としてたの」 「まだあると思います 輝の新しい世界」
古賀 「本社に戻ってください … 本社にもいてくれないと困るんです 動物に愛情ある人が
りな 「お守りを持ってた方が良いと思うんだ」  「待って!待ちましょう」 輝明 「トビ・・」 「お母さん 僕グループホームに行く
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました 都古ちゃんが家に来ました レースに出ます」
「都古ちゃんへ 今日は仕事が休みでした ロードバイクに乗りました 都古ちゃんがグループホームの話をしました」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました 都古ちゃんが家に来ました ご飯を食べました」
「都古ちゃんへ 今日は動物園に仕事に行きました 都古ちゃんが家に来ました 明日はレースです」












BACK   NEXT
(TOP以外からお越しの方だけTOPへ)











inserted by FC2 system