日テレ:水10 神はサイコロを振らない  戻る
*** 前振り ***  10年前になりたかった自分に今なっていますか?
 どうにもならない・・ 不運な事が起こっても諦めない 勇気と優しさと希望を持って 過酷な運命に立ち向かって行く人々の
 心の素晴らしさを描く物語   ホープレスなこの時代 人はどう前向きに生きてゆけるのか・・
*** 主題歌 ***
Ryohei feat.VERBAL
(m-flo) 「onelove」
*** 原作 ***
大石英司
*** 脚本 ***
水橋文美江
**** P ****
櫨山裕子/内山雅博
**** 演出 ****
佐藤東弥/南雲聖一
 
*** 登場人物 ***
黛ヤス子(38)
竹林亜紀(28)
木内哲也(30)
黛菊介(31)
後藤瑠璃子(15)
 …
 …
 …
 …
 …
小林聡美
ともさかりえ
山本太郎
武田真治
成海璃子
浜砂柚子(30)
浜砂桃子(06)
浜砂藤吉(32)
甲斐陽介(40)
甲斐航星(22)
 …
 …
 …
 …
 …
市川実和子
佐々木麻緒
片桐仁
尾美としのり
中村友也
早川真澄(・)
黒木亮(10)
中武昇子(25)
日向啓太(25)
霧島藍(23)
 …
 …
 …
 …
 …
石橋祐
小清水一輝
明星真由美
丸山智己
矢沢心
神蔵竜蔵(59)
神蔵英子(55)
坂倉将(45)
加藤久彦(52)
大屋本部長(58)
 …
 …
 …
 …
 …
ベンガル
大川栄子
升穀
大杉漣
岸部一徳
 
*** ひとり言 ***  10年前の私からの質問 ・・ この10年間 精一杯生きましたか?
  10年前に愛していた人を 今でも一番愛していますか? 10年前に頑張っていた仕事を 今も続けていますか?
  10年前いつも一緒だった友達は 今も一番の親友ですか? 10年前泣いた映画で 今も泣けますか?
  10年前楽しみだった誕生日は 今も楽しいものですか? 10年前に星を数えた夜空を 時には見上げていますか?
  10年前にしていた恋のように 今もトキメクこはありますか? 10年前になりたかった自分に 今なっていますか?
  10年前に探してた自分の居場所は みつけられましたか? 10年前の正義感や情熱を 今も持ち続けていますか?
キャスト&ストーリーで見る事にした 小林聡美/山本太郎/武田真治が出ているのだからワクワクしながら第1話を見たのだ
彼等は勿論期待を裏切らなかった その上有り得ない話にも関わらず直ぐすっぽりはまってしまう 
10年の時空を越えてやってきた乗員乗客 普通はこの人達から見た世界で話が進むのが常 しかしこの物語は迎え入れた現代の
人達目線のストーリー展開なのだ そしてそこへ其々の役者が良い味を出してくれるのでもう最高!!前出の3人は勿論の事
加藤教授の壊れ具合も良かった♪(笑) 笑いあり涙ありそしてかなり考えさせられたり・・ このドラマの公式HPにあった前出の
問いかけにも 既に歳を喰ってしまった自分などはかなり考えさせられたのは確か・・ そして尽く自分はヤス子と同じリアクションを
取ると思いながらずっと見ていた   とても素敵なドラマだった♪ 人は愛する人に先立たれると あぁすれば良かったこう思っていた
かもしれないとか 必ずあれこれ散々後悔をするものだ そんな気持ちにやっと整理がついた10年後にひょっこり当時のままの
その人に会え 穏やかな気持ちで再び別れを迎えられたのなら・・ その別れは皆この物語のようにただただ涙を流すのみで
取り乱す事はないのかもしれない・・ そして彼等のいない平穏な毎日にまた戻った後にも 彼等との思い出を穏やかに思い出し
の奥底から止ることなく流れ出る静かな涙を流すのではないだろうか? でも多分今度は笑顔でだったりすると思うのだが・・

the 1st day  the 2st day  the 3st day  the 4st day  the 5st day
the 6st day  the 7st day  the 8st day  Last day〜最終回〜

*** 簡単2行あらすじ/極力10行ひとり言/極力4行名台詞 ***
the1st day「10年ぶりに突帰還した恋人や親友…38歳・女捨ててんじゃねえよ」 1996年8月10日東洋港空402便長崎行きが消息を絶った
量子物理学者加藤が時空を超え10年後に再び出現すると予言した通り10年前のままの姿で乗客乗員が再び現れた!!
乗客・乗員側の話はよくあると思う でもこのドラマは402便を 迎える側の10年後の人達側の話し こりゃ珍しくて面白そうだ!
また小林聡美にかなり期待! ともさかと市川(姉だけど・・)はかつての「すいか」コンビでもあるし 尾美とは映画「転校生」コンビだ
anegoの課長/瑠璃の島の成海ちゃん/渋いところでは大杉漣、岸部一徳、ベンガルもいる かなり期待して見た!
死んだと思った人間が10年後に突然戻って来たら どう迎えれば良いんだろう? 嬉しさ半分 でも正直戸惑いも隠せないだろう
それが消息を絶つ前日に喧嘩別れした恋人だったりしたら その恋人より確実に歳をとっている今の自分がここにいるとしたら??
アッチの若さの熱さを醒めた目で見てしまう38歳の自分・・ 多分自分もヤス子と悉く同じリアクションを取るだろうと想像しながら見た
また其々の乗客家族も問題を抱えてるらしい 再会出来て目出度し目出度しじゃ済まない人もいる これで終わりという訳ではないと甲斐
確かにバカップル達は何かヤバイ事してそうだし 1人で乗ってた子供の親はどうした? なんて思ってたら最後 あと9日 と意味深な
手紙が哲の元へ届く あのパソコンを打ってた手は誰だろう?  物理学者の加藤 私の計算通りだった事を確かめたかっただけ
後は有意義な時間を過ごしてくれってどっか行っちゃってたけど 何か他意ありそう この人何かまだ逸物持っていそうだ?
神様はどうして402便を連れて来たんだろう?10年という時空を超えてどうして奇跡を起こしたんだろう? 残された時間はあと9日・・
名台詞 : ヤス子 「昨日のヤッチとは違うの黛さんなの」 「同じ10年だけど違うの!少なくとも私は違ったの」 亜紀 「10年なんかに
負けてんじゃねぇよ 汗をかけ心に汗かいてねぇだろう 女終わらせてんじゃねぇよ 勝手に人生終わらせてんじゃねぇよ」
大屋本部長 「…あれから10年 一体どういう歳の取り方をしてきたんです?」  10年前のあなたは どんなあなたでしたか?       ▲UP

the 2nd day「10年前愛していた人を今も変らず愛していますか?」 残された時間はあと9日 402便の乗員乗客31名が再び消える?
それを知ったヤス子は大屋本部長に否定されながらも 当時の資料や家族からの手紙から連絡を取るべく動き出した
いつまで背中見せてるんだ 会いたかったんだお前にと木内・・ 10年前惚れた男がそのままの姿で目の前に現れ ここにいる自分は
10年分歳をとっていて そんな自分の顔を見られたくないから背中で話す いちいちヤス子の取る行動が判る 多分自分もそうする・・
そしてもう一度有り得ない話しが起きると甲斐兄 彼等はまた消えてしまうと言うのだ!そして残された時間が後9日しかないと知るのだ
ならヤス子は今自分がやれる事を全力でやる 例え上司に何と言わりょうとやらせて頂きます! これもよく判る自分も同じ行動に出るな
甲斐が弟の撮った機内の写真で加藤を東京へおびき出した様子だが この加藤は何か知っているのか?防ぐ事は出来ないのか??
其々の家族の事情が少しずつ判ってきた 10年の時の経過って悲しいな・・ その上消えるかもしれない事をまだ知らないのも悲しい
亜紀には自分が消えるかもしれない事は言うなと木内はヤス子に言う でも告知は必要だと思う 残された時間を知って過ごす9日と
知らずに過ごす9日は全く違うものだと思うから・・  いやぁしかし世間の目が「有り得ない話」に対して冷静過ぎないか??
マスコミの数も少なすぎると始終突っ込み入れてるんだけど?? だって本来時の人達な筈でしょ?それとも国家的に隠そうとしてる?
名台詞 : 亜紀 「私は東洋航空の人間ですから 私達東洋航空はお客様を無事に確実に目的地にお届けする責任がありますから」
ヤス子 「私は東洋航空の末端で働く人間ではありますが 東洋航空の一社員として 402便にご搭乗なさったお客様を放っておくこと
は出来ません 私は出来る限りの事をしたいと思っていますいえさせて頂きます 私達東洋航空はお客様を無事に確実に目的地に
お届けする責任がありますから」  大屋本部長 「聞かなかった事にします 今の話は聞かなかった事にします」            ▲UP

the 3rd day「10年前大切だった友達は今もそばにいますか?」 残された時間はあと8日 遺族会会長の要望でヤス子はまた担当に
復帰する事になった そして東京へ来た402便の乗客は次第に家族と再会 そして自分達の残された時間があと8日と知る事となる
自分も8日後に消えるんだぞ!お前には判んない判る訳ないと木内・・ 冷た過ぎるぞその言葉!!そりゃ他人の事ばかりやってて
時間が無いってのになかなか心開かなくてときたら切れても仕方ない でもお前だって判らない判る訳無いだろう 突然消えられて
機体の残骸も遺体も見付からない でも現実ここにはいなくて 死んだんだとやっと10年で気持ちを整理させた矢先突然また現れて・・
戸惑っている内に今度はまた消えると言われる・・ 一瞬で消えてしまうシャボン玉を見ては切なくなる そんな気持ち判らないだろうが!
こっち側の気持ちの方が10年分重いんだぞ!!と思わず叫んでしまう でも確かに時間無いんだけど・・ どっちも切ないんだけど・・
ヤス子の様に服はどうなるかとは間違っても考えないが(笑) 消えるではなく10年後の世界に戻るって良い様に考えてみたらどうだろ
十年前 あなたの大切な友達だった人は 今も あなたのそばにいますか?今回のテーマは友 亜紀の台詞には頷かされたなぁ
自分の残された時間じゃなくてヤッチの人生の素敵な時間作りに励んでみるって ・・ふむそれも素敵な残された時間の使い方だなぁ
そんな事自分は考えられるだろうか?そしてそんな事言われたら自分はさぞかし泣けてくるだろうなぁと・・ そして其々の乗客情報
黒木亮君の母親がロスで添乗員をやってる事を掴む 瑠璃子母が会いに来た 口では憎まれ口叩くけど母の愛情が欲しくて仕方ない
のが痛い程伝わってくる瑠璃子 そんな瑠璃子にヤス子が掛けた言葉が意外だった そう言われてみればそうだと素直に納得・・
只冷たいだけの母ではなく どう表現して良いのかを知らない母なんだ 愛情だけはちゃんと見て取れた 高橋恵子って上手いなぁ!
柚子が去った後の浜砂家が何とも物悲しい・・ 寝巻き姿で板の間に2人正座して 吐く息が白いのがやたらリアルだったりして
馬鹿な父親に聡明なまだあどけない幼女 当の柚子は時代がずれてしまった先輩とこの先どうするのか? この家族のシーンになると
どうも心がザワザワするんだ・・ そして遺族会の会長も加藤も何か胡散臭い・・ そして弟があのネットを 謎の手紙を書いていた!!
名台詞 :  「僕の友達はコンビニ 姉ちゃんの友達はアッチ ミス角煮まんじゅう スッチー」  加藤 「黛ってあの馬鹿女か?」
「いやゼロに等しい」 「アインシュタインの言葉にこういう言葉がある 君に捧げよう 神はサイコロを振らない」
アッチ 「ヤッチの10年に私がいなかったのは悔しい … 違うヤッチの時間だよ!」                              ▲UP

the 4th day「10年前の夢を今も覚えてますか?」 残された時間はあと7日  加藤教授の説を甲斐が新聞にリンクした
乗客達は動揺を隠せないでいた そんな中哲は10年前のやり直しをしようとヤス子にプロポーズする がヤス子は・・
今日は哲にとって96’ ヤス子にとっては06’ 10年分年食った人間にはそれは物凄く複雑なんだ その微妙な気持ち物凄く良く判るぅ・・
でもね哲は加藤教授にヤス子のどこが良いか箇条書きで提出しろと言われ 「ぜんぶ」と書くような奴なんだよ 加藤の言うように確かに
高学歴のパイロットとはとても思えないけどね(笑) 飛び込めば大きく暖かく包み込んでくれる筈後悔するよと耳元で囁いてやりたい・・
手紙もサイトも弟の仕業 哲とアッチに言及され菊介は2人の居なかったヤス子の10年間を語り始める ここにも複雑な奴がいた
確かにやり過ぎなところもあった でもそれより10年のヤス子の事を2人は思った・・ そして哲は決心する!馬鹿はただ突っ走るぅ
また全速力で走ってた!(笑) 考えた結果プロポーズするのにヤス子のリアクションは思った通り「拒否」・・ 私は今を生きているって
さて乗客の其々 柚子は寝坊で一緒に402便に乗らず良かったと思っていた先輩への負い目を感じてた だから東京にでてきた
取敢えず付き合わなければと でもそれって両方が痛い・・  あと半年で教師を定年だった神蔵 人は皆歳とると世間の動きについて
いけなくなるのが常 普通はそれをゆっくりゆっくり自分で納得し処理して行くもの それがあっという間に10年が経ってしまった訳で・・
この空白 年配のほうがきついのだと思い知らされた・・  甲斐兄 大屋本部長が甲斐兄に何かを言いかけて止めた・・ とは微妙な
間柄なのか?何かあるな?  亮君も母と再会 1つ気になる事 あの光の中で亮君の持ってたクワガタは死んでた・・ これって??
あと7日しかないと知った瑠璃子母 「奇跡の生還コンサート」を直ぐ開きたいと言ってきた 金儲け半分愛情半分と見たが 本心は?
また瑠璃子は母に対して素直になれるの?  教授が良い!「理論はもう良い!私は今後一切あなたとは感情論でしか話しません!
あなたなんか嫌い 大っ嫌い!!」 ヤス子に言われたこの時雷落ちたね(笑) バカ女(ヤス子)に惚れたな?(笑) もっと突っ走れぇ!
アッチは哲の事好き?弟もそれに気付いた様子 悲しいね その弟とヤス子の喧嘩シーンの張り手はマジ?役者2人の「目」はマジだった
お互いの事が全て判ってて叩いてるのだと物凄くよく伝わってきた あまりに叩き続けるから見てるのが辛くて辛くて泣けたさぁ・・
名台詞 : ヤス子 「止ってしまった時計の針を動かすのは神様ではない … あの人の時計の針はまだ動いていない」
菊介 「兄さんって呼んで良いですか?兄貴姉ちゃんの事宜しくお願いします!」  「10年前のお前の夢 俺覚えてるから」
ヤス子 「私は今を生きている 私は今を生きているんだ・・」  加藤 「黛ヤス子は特別だ 物凄く・・とっても気になる」
甲斐兄 「有り得ない出来事が起きたと世間は大騒ぎしそして直ぐに忘れ去った 私達遺族の気持ちだけが置き去りにされたんです」 ▲UP

the 5th day「会えてよかった!10年ぶりの親子の再会…」 残された時間はあと6日  亮君が父に会いたいとヤス子にSOSを依頼する
ヤス子と哲はリストラされホームレスになっていた父を見つけ出し 何とか亮君と再会させることが出来た・・
加藤の言うアインシュタインの言葉って 本当にあんなに沢山言葉残したのかなぁ?(笑) そんな中的を突いた事を言っていた
「アインシュタインの言葉にこういう言葉がある ある偶然の出来事を維持しようとする不幸な試みを結婚と言う」 で ヤス子の切り替えし
黛ヤス子の言葉にこういう言葉があります 泣いたりわめいたり出来たらどんなに楽だろう・・ お疲れ様でした」 あ痛たたたぁ・・
ヤス子もアッチも哲ももっと取り乱して良い筈だって 悟り過ぎてる!自分を押し殺し過ぎてて痛いよ・・ 被害者だけど関係者側でもある
となると羽田に帰って来る飛行機がよく見える場所で1人いつも飛行機眺めてたヤス子の10年を思うと辛い そしてこれからもだ・・
もう1つ痛いのがアッチ哲の事好きだな でも哲はヤス子の事しか見てない・・ 2人に観覧車に乗ってチューして来いってメモ渡した時
最後だから自分の思いを哲に正直に伝えるだけはしたのかとも思ったがんな訳無いか この子はそんな事出来る子じゃない・・
そして其々の家族 甲斐兄弟で上手く単純馬鹿加藤をくすぐり(笑) 消え行くであろう乗員乗客の危機を救うべく計算を始めた
霧島と日向のばら撒いた万札は福澤諭吉 所持金は2〜3万って事は06’で得た金?事件性の匂いがプンプンする  亮君に頼まれて
探し出した父はホームレスになっていた その父役を鶴見辰吾が演じてたが この人どんなに汚い格好しても顔を汚してもホームレスは
演じ切れないと見てた ただ再会して瑠璃子と会ったシーン 哲の言葉には何度も頷かされ 絶望のどん底で貴女の弾くピアノが唯一の
救いだったという父の気持ちも痛い程判ったし泣かされた・・ となるとやっぱり彼でないと演じ切れなかったのかとも思わされた・・
もう1人 この時瑠璃子母の伝言「私の自慢の娘が一緒だから亮君は寂しくないわよ」ってのは亮父にも瑠璃子にも効いた筈だ
実際そこには高橋恵子出て来なかったのに あぁあの人ならこんな表情をしながら言うだろうと思わせたもの・・ 凄いと思った!
「これを使って全部使って良いからこれで東京行きの切符を至急手配して下さい!」 桃子と父が良い味出す 毎回しっかり者の桃子に
振り回されるダメダメ父のこの親子に笑い泣きさせられてしまう 子豚の貯金箱に入ってる小遣いだけじゃ悲しいかな東京は無理 でも
夢の切符なら買えるさ それ行けぇ!! 元教師の神蔵夫婦  学生名簿で方々に電話をかけまくって誰かを探している・・何かしたの?
名台詞 : アッチ 「絶望のどん底にいた時何が救いだった?」 哲 「どうにもならない出来事に負けないでください」
ヤス子 「諦めてるんじゃなくて何がやれるか判ってきたの 昔はね 若い頃は出来る事は100個はあると思ってたけど今はそれが10個で
例えば100個出来る事が10個になったとしても その10個が自分に確実に出来る事なら私はそれを駄目な事だとは思わない
それは諦めたんじゃなくて自分がどんな人間か判ってきたって事だから 自分が判るって事は歳を重ねる事なの」
アッチ 「私がいても?私や哲がいても10個しか出来ない?… そういう情熱は11個目じゃないの?ヤッチ何か言いなさいよ!」
「まっ100個は無理でも12個目はある」 「挑戦しな 観覧車でチューしておいで」  十年前の情熱を、今も持ち続けていますか?   ▲UP

the 6th day「10年前の恋人は今、友達ですか?」 残された時間はあと5日  2月19日午後9時32分4秒 加藤教授の計算で算出
402便の乗員乗客は再び同じ現象が起き10年前に引き戻されると判った 一方霧島と日向は桃子を誘拐し部屋に閉じこもっていた!
十年前恋人だった人と 友達になれますか? 哲 「これからは友達な」って んなの無理だよ! ウエディングドレスに反応する2人・・
どうしようもない事を諦めないんじゃなかったの?哲にはもっと押し捲って欲しかった引くなよ・・ それに比べスエット姿にサンダル履きで
ヤス子に食い下がる加藤が可愛い♪ 「 恋?私があの馬鹿女に恋?異性に心を奪われる事は大きな喜びであり必要不可欠な事です
しかしそれが人生の中心事になってしまってはいけません もしそうなったら人は道を見失ってしまう アインシュタインの言葉がこれだけ
心に染み入ったのは初めての経験です」 でも悲しいかな加藤の多分初恋?は実らない(笑) この人のお陰でヤス子は哲への気持ちを
再認識する事になる そして哲の「ぜんぶ」に熱くなり遊園地に向かうのに・・ 車中でアッチの声を聞き 諦めと驚きと怒りと取り繕いと
その微妙な感情が沢山入った 「じゃぁねぇ〜」  我に返って自分にブレーキを掛けたのが物凄くよく判った・・ 多分自分もそうするだろう
そして家に帰り弟と語る姉弟会話・・ あんな事したのは人と繋がってる気分になれたから 当事者の姉ちゃんが羨ましかったと痛い弟・・
男が待ってる遊園地にタクシー飛ばすなんてびっくりだよね 途中までだけど・・ 私にしちゃ上出来さと話すヤス子・・ 何かとっても涙が
出て止まらなかったさ・・  黛さんが信じてくれるならと霧島 霧島と日向はひったくりをして402便に乗り込んだ で 逃げたんだぁ
ん!じゃぁこの金であの2人(中武・柚子)の舞台やる? 桃ならバカップルを丸め込み金出させる位容易い事さ(笑) でも聞かなかった事
にしてやる程賢い桃だったら哲とヤス子の子に成りすましてスウ子です位言って欲しかったなぁ(笑)  遺族会会長として東洋航空に対し
精神的苦痛の慰謝料を請求してきた甲斐 多分金じゃなく他人事にして欲しくないだけだろうけど 日本ではそれを筋違いというと思う?
母と会ってコンサートを開く事にした瑠璃子 母はどうせ素直には向かえないだろう? そして瑠璃子が言ってた もう2度と会えなくなる
今この世界にいる人達と ってそうこのドラマここんとこ全く触らないでしょ? 弟(菊坊)とアッチ(ジャイアン)の話しも切なかったけど
それより「10年前に連れて行くとそこには10年前のヤッチと菊坊もいる訳でしょ」 ってそうなんだよこれよこれ!怖いから敢て考えない
記憶が無くなるって上手い言訳もあるけど 洋服がどうのとかどうやって消えるのかとかよりまずこの話しでしょ? それに今はばらばらに
点在してる乗員乗客訳31名は その時がきたらあの白い光って其々にどうやって迫って来るのさ?? もっとそこを追求・・ 無理か(笑)
名台詞 : 板倉課長 「俺は生まれて初めて生仮面夫婦見ちゃった♪」 ヤス子 「本当の事を言えば 私は10年という空白の時間を
埋めるのは淡々とした日常の積み重ねだと思っていた 402便が現れる前まではそう思っていた でも今は・・ 402便が現れた今は
10年という空白の時間を埋めるのは人の気持ちである 人の気持ちが空白を埋めるのだ」                         ▲UP

the 7th day「余命半年教え子に再会…神様からの贈り物」 残された時間はあと4日 神蔵夫は10年前余命あと半年と宣告されていた
彼は自分のせいで当時いじめに会っていた少年がその後どうなったのかが気掛かりだったのだ ヤス子はその少年綾瀬に会いに行く
余命半年宣告を受け 延命処置を断り 残された時間を教師人生に賭けようと決心した中で402便に乗り10年後に連れてこられた・・
私の半年を返してくれ!とヤス子に食って掛かったのもこれで頷ける・・ 神蔵娘が父の希望を叶えるというなら黛さん保証してくれますか
少年に会う事で父が傷付かない様に再会した事を必ず良かったと言わせてください と詰め寄ったのはキツかった 保証って・・
「あのいじめられッ子が走ってるよ」 その時の子供の成長も嬉しいだろうが 教師って後の成長を見る事の方が数倍嬉しいのかも?
この物語では 10年の空白は残酷でもあり神様からのプレゼントでもあると治めたが 何か物凄く心に「杭」の残る話しだったなぁ・・
そしてそれとは対照的な瑠璃子親子 甘え方を知らない子供と甘やかせ方をしらない母親 確かにこの2人には物凄く時間が必要だ
でも時間が無い事で心を通わせるのも有りなんだとこの親子を見て思った かなりぎこちなくても形はどうであれここから始めないと・・
電話で哲に 「ちょっと良いかな?来て欲しいとかそういうんじゃないんだけどさ頑張れって言ってくれる?」 とやっと甘えたヤス子
それを全身で受け止め「頑張れっ」って言ってやる哲 プロポーズ断っても素直になれなくても2人にはこれで充分じゃないかと思えた・・
そんな哲にはずっと気にしていた事がある 積乱雲の回避をしなかった事・・ 「何で皆を10年後の世界へ連れてきちゃったんだろうって
俺の仕事は10年後に向けて飛行機飛ばす事じゃないから」 この台詞物凄く辛い やっぱり責任は感じるものなんだろうなぁ・・
そしてアッチのずっと気になってた事 これは今週のお題仕事についての伏線でもある ヤス子が亜紀に言い含める時いつも思うのだ
ヤス子はアッチより10年間分色々なものを体験し見て感じ考えて来た だから出せる答えもあり出せない答えもある だからあの頃
出せなかった答えをヤッチが導き 今出せなくなっている答えをアッチが導いてくれる アッチ・ヤッチコンビは絶妙だ・・ 10年は重い・・
名台詞 : ヤス子 「楽しく過ごせば過ごす程どんどん寂しくなる 1度は失ったと思っていたものが今目の前にあるという現実
でも再び失ってしまうのだという現実 あまりにも突飛押しも無い現実を考えれば考える程どんどん寂しくなってくる
今は只笑うしかない 負けない様に笑い飛ばすしかないのだ」    十年前にがんばっていた仕事を 今も続けていますか?
綾瀬 「先生に言われた事覚えてましたよ 好きな事があれば強くなれるって」
ヤス子 「今目の前の事をしっかりやるという事はきっと10年後の自分に帰って来る 10年後の自分に帰って来ると良いなぁ」    ▲UP

the 8th day「残された3日間…皆を俺が助ける」 残された時間はあと3日  402便の引き戻される時点がマイクロブラックホールに
飲み込まれる3分前である事が判った 現象を避けその後何事も無く無事長崎空港に辿り着けば死なずに済むかも知れない!
「10年前402便が消息を絶ち皆さんの死亡が確定されたそれは本当に突然の事でした 残された家族は深い絶望と後悔に苛まれました
でも今回は違います突然ではなく後3日あるんです 最後の日々を大切な人と過ごす事が出来る 別れを愛しむ事が出来るんです」
確かにそれって随分違うと思った・・  1人じゃない皆運命共同体でもあるんだ・・ その運命共同体の3分という時間の間に何かやれる
事があるんじゃないか?甲斐弟が言う 別れはいきなりじゃなく3日の猶予があると甲斐兄が言う これから先の10年を素晴らしいもの
にして下さいと神蔵夫が言う あの加藤教授でさえ自分でサイコロを振れなんて言うし ヤス子じゃないけどびっくりした大屋本部長の
別れの時間が近づいてるから休めもそうだ 物語も佳境に入り今日は登場人物皆其々が薀蓄を垂れ最初から最後まで宝庫だった
何故402便の乗客乗員が06’の今この時代に現れたかの意味付けを 皆で一生懸命羅列しているように思えて醒めて引きもした・・
元々有り得ない設定ではある・・ 細かい事を突っ込み出したらきりがない マスコミが静か過ぎやしないかとか ヤス子の取った舞台を
蹴って小さなふれあいホールでパクリだらけの痛い舞台をやった中武 お金はどこから持ってきたとか 現在ばらばらにいる人達が
どうやって消えるのさとか もし助かったとしたら証として現代に10年後の彼等が出現するのかとか そんな事を考えながら見ていたが
そんな事よりも残りの3日をどう過ごすかをずっと考えさせられてもいた・・ 瑠璃子はコンサートを辞めた 神蔵夫婦は娘と一緒に過ごす
と決めた 両親の離婚に気付いてしまった亮君 どっちと行くかこの子に選択させるのか? そしてヤス子 やっと素直
になって哲と過ごすと決めたみたいだけど 哲は皆の為に3分に掛けなければならなから無理でしょきっと・・ 辛いなぁ・・
名台詞 : 加藤 「哲也ちゃんを追いかけなさい 神はサイコロを振らないが ヤス子ちゃんはサイコロを振りなさい!
アインシュタインの言葉じゃない今のは私の言葉だ 自分の人生のサイコロは自分で振るんだ ほら あと2日と2時間だ 判るな」
哲 「今話した事を全部 今目の前に居る貴方の事も 甲斐さんの事も 可愛くて情けない弟の事も 恋人の事も 絶対に忘れませんから」
ヤス子 「最後の時間は自分の為に使おうかなって 消えてしまうその最後の時は一緒に過ごしましょう 私と一緒にいてください」
「貴方が今この時を忘れてしまっても私は覚えている 402便がやってきた事を私達は忘れない 何もかも消えてしまうなんて嘘である
私達の中に思い出は残る 今この時を一緒に生きた掛替えの無い思い出は残るのだ いつか笑って話せる時が来るのだろうか
あんな事もこんな事もあったと笑って話せる時が・・」     最期の1日を あなたならどう過ごしますか?                ▲UP

Last day〜最終回〜「最後の一日運命は変えられる!」 残された時間はあと32時間  先進機を使って10年前に引き戻される瞬間に
402便にメッセージを発信すれば もしかすると一瞬に時空を越えマイクロブラックホールに遭遇する前の402便に届くかもしれない
「また会おうな 今度こそ受け取れよ(指輪が)消えても・・ さよなら!!」 さよならって・・ 哲とヤス子の最後の別れの言葉がそれだけか
まぁ確かにこの2人の事・・ 2人でしっとりすっぽり過ごせる訳がないとは思ってた せめて一緒に長崎について行けと突っ込んだ
たとえ肝心な事を後から伝えてくれたとしてもね・・ ヤス子には亜紀との別れもある だとしたら哲とはこういう別れしかないか・・ ならば
アッチとの別れは本当に何でもなく話の途中でフッと消えて欲しいと思ってた  ちょっと見てくるねと行ってしまうのではなく 振り返ったら
消えてたなんて演出の方が良かったな・・ 亜紀が消えたって事はその瞬間哲も消えたって事で指輪も 消えてたなぁ涙・涙・涙・・
「敢えて口にはしなかったけれどそれは暗黙の約束だ 笑顔で最後の時を過ごすという事 大切な2人のその笑顔が もう直ぐ見られなく
なるかもしれないと思いながら 私の出来る事は最後のその瞬間まで笑顔でいるという事」 これはヤス子達ならではである
そんなヤス子が亜紀の手紙を読んだ後に流した涙にはやられたかなり痛かった・・ そしてサプライズゲスト!ラーメン屋台のおばちゃん
「あんた達!何がそんなに楽しいの たかがチャーシューで何がそんなに可笑しい!」 ただこれだけなのにやられた!良い味出します
ねえもたいさん やっぱり「すいか」つながりだから顔だけはちょいと出さなくちゃってことですか(笑)
最後は402便の乗員乗客皆が其々「さよならまた会う日まで」をとっても穏やかに連呼するので いやぁ泣かされた泣かされた・・
まずは亮君 「… それは生きる為だよ 生きて行く為だよ この10年亮君がいない間 ずっとずぅと亮君の事思ってたんだよ」 両親の
離婚を知り母親の所へ行くという・・ じゃぁ僕が父を支えるじゃないんだ現実的な子だ そして消えないと信じたいからこそ行かせる父・・
お前と会えた証だからいつかまた会える日が来たら亮に恥ずかしくない生き方をして胸を張って会いに行くと約束する でも母の所へ
行こうとする亮君が消え 残されたサッカーボールを抱き締める父は何と複雑な思いだったろうと涙・涙・涙・・  皆が消えた後また10年
前と同じ事が待っているという甲斐兄 そうだった会えなくなる事には変わりはない・・ 結局この兄弟の事は最後迄謎だったなぁ?
「私が行かなくて誰が行くんすか!」最後の最後まで諦めないと兄弟の最後の時間を割き九州へ飛んだ兄 消えてしまった後パソコンに
メッセージを残すってのは甲斐弟ならではだ あのチェス盤 あのままずっと崩せないだろうに涙・涙・涙・・  ドライブ中に母宛の手紙を
座席に残し消えた瑠璃子 10年後で残したその人達の字が残ってるってのに何故か違和感を感じた・・ 例えば娘や孫と食事をしながら
消えた神蔵夫婦の食事の器が残ってるとか 東京タワーに行って消えた霧島日向の座っていたベンチや 霧島の持っていたブーケが
そこにあるってのや 「私は忘れません 世間が誰1人覚えていなくても私にとってエントツオチャコはお笑いナンバーワンです!」 by桃
中武の書いたエントツオチャコの色紙のサインや アッチの手紙の文字が残るってのが どうもしっくり来なくて ふふっ変だな??
菊坊とアッチにもやられたなぁ 忘れてくれというのだ次に会う時は楽しい日々を送れる男になってるからと 「それ迄は有難うって言葉も
亜紀さんと過ごした時間が大好きだったって事も口が避けても言いませんから さよならも言いませんし」 とアッチは 「消えちゃうのが
本当怖くなくなったよ 楽しみだなぁ」 と返すのだ・・ 402便が帰ってきて一番変ったのが菊坊だったな 買い物後のシーンと
「いってらっしゃい」 には涙・涙・涙・・  そしてアッチと哲 そういえばこの2人だってさよならまた会う日までなのだ・・ ひょっとすると
アッチの気持ちが一番人知れず悲しいのかも? でもある意味運命共同体でもあって同志でもあって相棒でもる訳で・・
きっとアッチはそれで満足だろうと思う・・ 「一緒に消える客室乗務員がお前でよかったよ」 「私も操縦席に座ってるのが哲で良かった」
*** 瑠璃母の「寂しくなるわね」の言葉にヤス子「思い出が一杯出来ましたから」って返す・・  人は愛する人に先立たれると
あぁすれば良かったこう思っていたかもしれないとあれこれ散々後悔をする そんな気持ちにやっと整理がついた10年後にひょっこり
当時のままのその人に会え 穏やかな気持ちで再び別れを迎えられるなら 皆この物語のようにただただ涙を流すのみで取り乱す事は
ないのかもしれない・・ そして彼等のいない平穏な毎日に戻った後にも 彼等との思い出を穏やかに思い出し 心の奥底から止ることなく
流れ出る静かな涙をまた流すのではないだろうか? でも多分それは笑顔で だったりすると思うが・・? ***
素敵なドラマだった 歳を喰ってしまった自分は随分色々考えさせられたりもしたし 涙・涙・涙だったりした・・ さよならまた会う日まで
名台詞 : ヤス子 「どうしようもない現実を前に最後に人は何が出来るだろう 人は何かを変える事が出来るだろうか?」
「いくな!!… 神様はサイコロを振らなくても 自分の運命は自分で選びとる事が出来る この10日間で私そう思ったから」
「そして奇跡の10日間が終わった 私のごく普通の日常が戻ってきた これといって大きな変化は起きてはいない
それでも私は信じている どうしようもない出来事に出会ったからといってやり過ごさず きちんと向き合う事で何かが変る
402便が10年後の世界にやってきた あの10日間が私を変えたように きっと何かが変ると信じている」                ▲UP







BACK   NEXT
(TOP以外からお越しの方だけTOPへ)











bg:・fairy tail
inserted by FC2 system