フジ:月9  薔薇のない花屋  戻る
*** 物 語 ***  2008.1.14スタート  「ひとつ屋根の下」から15年 野島伸司氏の脚本によるヒューマンラブストーリー
 小さな花屋を営みながら8歳になる一人娘を男手ひとつで育てている物静かな男の元に ある日突然 盲目の美しい女性が現れる
 ところから始まる  ヒューマンラブをテーマに 英治親子と二人を取り巻く様々な人たちにより様々な愛の形が描かれる
*** 主題歌 ***
山下達郎 「ずっと一緒さ」
*** 脚本 ***
野島伸司
**** P ****
関卓也/稲田秀樹
*** 演出 ***
中江功
葉山浩樹/西坂瑞城
 
*** 登場人物 ***
汐見英治(30)
白戸美桜(26)
汐見雫(08)
 …
 …
 …
香取慎吾
竹内結子
八木優希
工藤直哉(21)
四条健吾(45)
小野優貴(28)
 …
 …
 …
松田翔太
寺島進
釈由美子
雫母瑠璃(・)
広田省吾(08)
平川辰巳(・)
 …
 …
 …
本仮屋ユイカ
今井悠貴
尾藤イサオ
神山舜(・)
菱田桂子(71)
安西輝夫(58)
 …
 …
 …
玉山鉄二
池内淳子
三浦友和

1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話


 *** 簡単あらすじ&レビュー&名台詞 ***
 1話「北風と太陽」 亡き妻が自分の命と引き換えに残した1粒種雫と 必死で働いた末やっと開いた小さな花屋を営みながら静かに暮す英治は
 店の軒先で雨宿りする盲目の女美桜と出会う そんな折 最近頭巾を被って生活する雫の担任から連絡が入り慌てて学校へ駆けつける ****
 第一声台詞 : 英治の亡き妻 「元気にしてますか?ちゃんと食べてますか?遠距離になって寂しいけど私の方は順調だから安心してね ・・ 」
 亡き妻が妊娠中に英治に向けたビデオレターが流れる 走る英治 雫の誕生と共に妻の死・・ 路肩に咲くタンポポ 部屋に季節の花 雫の成長
  登場人物が出てきてから顔を映すまで暫く時間を掛ける・・ 監督の意図的なものなんだろうけど 3人目4人目と続くとちょっとどうも・・
 なんて思いながら見始めた・・ 今見終わって これってサスペンス?謎だらけじゃないかってのが即の感想で・・(笑)
 花屋さんってからもっとほのぼのとした物語なのかと思ってたのに・・ とおっとこれは「野島ワールド」だったんだ 忘れてた・・
 だってここ最近1/14は「Rose Day」って耳にタコが出来る位番組宣伝聞かされて 今日は朝からフジテレビは大騒ぎしてたから・・
  美桜は目が見えてる?英治と初めて出会ってアパートに帰ってきて 大きなため息をついた時 ふっと英治に貰った花を見た時そう思った
 その後はやたら英治を誘惑しようとするし何だこの女? と思い始めた頃 手術室でしっかり目の見えている女(竹内結子)が出てくるのだ
 視線を交わす安西院長? どういう事?どういう事っ〜?!ん?竹内結子って1人2役だったっけ?と再確認仕直してしまった(笑)
  もう深読み癖がムクムクと例の如く湧いてくる(笑) 思うにですねえ彼は英治の亡き妻の父?大事な娘が英治のせいで早死にしたと思ってる
 だから美桜の何か弱みを握っていて英治に近づかせ 誘惑して心を奪い英治を骨抜きにして破滅させようとしている・・ でも今更何故?
  冒頭の亡き妻のビデオと直哉が英治が密かに溜め込んだエロビデオと思い込んで見た亡き妻のビデオにかなり鍵が潜んでいたと思う
 妊娠中は遠距離恋愛だった その時英治は浮気等している場合じゃない程何か夢を追いかけていた 英治は寂しい人だった
 英治自身が言っていた自分さえよければ良い何か夢を追いかけていたんだ・・ だから安西院長は英治に憎悪を抱いている??
 でも・・ 金も社会的地位も無い小さな子連れの花屋の男を破滅させたい程の憎悪とは それだけじゃ済まされないような気もするのだが?
 「金」が絡んでいるのか?それとも雫が目的なのか? う〜んこれから謎解きされて行くのですな
  あぁそうなると転がり込んできた直哉ってのも何か胡散臭くなってきたぞお(笑) 見ている時は気にならなかったけど全てが疑わしくなってきた
 安西が送り込んだんだろうか?それとも「金」絡みで安西が動いていてその関係で近づいてきた男だったり?深読みが広がる(笑)
 エロビデオだと思い込んで見始めた亡き妻のビデオを見た直哉 さてこいつはどう動くんだろうか?
  ところで雫役の八木優希ちゃん 芸達者子役がまた今晩誕生しましたなあ 今時パペットマペットの大ファンって?(笑)
 あの黄色い頭巾を被ってる訳が 自分の顔のせいで父に悲しい思いをさせているからってのが何かいまいちパンチが弱く感じ?
 本当は他に何か意味があるんじゃないのか?とまだ疑ってるんだけど(笑) とりあえず「チロル」は犬で間違いないですね(笑)
 河川敷で「北風と太陽」のたとえ話をしてところはしみじみして良かったですねえ あの涙は自前だと思いますよ
  最後の雨の交差点で 最後の最後美桜が英治の瞳を「見た」視線を 英治が感じ取ったようにも思えたのだけど??
 いや違うな あの最後の微笑みは恋に落ちた顔なんでしょうなあ・・ それにしてもこの1話は「雨」が尽くキーポイントになりますなあ
 名台詞 : 美桜 「愛じゃなくて恋をすれば良いのよ」「印象って殆ど瞳の感じで決まるものだから あなたは寂しそうな瞳をしてるのねきっと」
 英治 「北風は思いっきり抱き締めてあげられるけど太陽はあんまり近づくと真っ黒こげにしちゃうかもしれない 焦がしちゃうから
 太陽はどんなに好きでも近づけないんだ 温かいって言われる位遠くにいなくちゃいけない 可愛そうだね そうする事しか出来ないんだよ」
  「上着開いて 早く 温かい」 英治 「雫 チロルって誰?」 美桜 「あなたじゃなくてもそうするわ」 英治 「貴女が濡れるから」      ▲UP
 


 2話「花のように笑う人」 菱田さんが家を売り払ってホームへ入る事が判り送別会を開く事になる しかしとうの菱田は黙ってホームに行こうと
 バス停でバスを待つ そこへ現れた英治親子は・・ 水泳教室で溺れそうになる雫を助けた直哉は美桜が目が見える事を知っていた・・! *****
  次々と謎が明らかになってきた まだまだ全てじゃないけど・・ ふむ
 美桜が院長に握られている弱み⇒ 昔出て行ったダメ父親が現場で倒れ 美桜の勤務する病院の個室に転がり込んできた
 難しい手術らしいが院長は脳外科医としては腕を持つ人物 見殺しにするつもりかとおどしている 美桜はこの父を毛嫌いしている
 直哉の正体⇒ 院長が英治の所在を調べて貰った探偵事務所のアルバイト 美桜をフォローすべく英治の家に転がり込んでいる
 まだまだ謎はあるが 本人曰く作家志望でドロドロした人間関係を勉強する為に潜入しているとの事
  まだ謎は残る 院長だ 誘惑して心を奪えそして破滅させろ・・ 美桜が盲目を装ってるのはどうやら院長の指図らしい・・
 元妻のビデオからどうやら英治は影のある悪い人間だったらしいという事が伺える?出産の時には居なかった 遠距離恋愛
 ふ〜む・・ 今の人の良い英治が俺なんかがと言わせるに至るには何があったのだろう? 孤独で家族を作ってあげたくなるような
 そんな男にはとても思えない英治に何があって どうしてこんな人間になってしまったのかが謎である・・
  美桜だってまだまだ謎が残る 愛想の無い美桜は職場ではなつまみ者である 私はホステスじゃありません 患者に媚びる必要はありません
 仕方なく参加した合コンでキスするカップルに過大な反応を示す 過去男と何かあったんだろうとは直ぐ察しがつく
 転校生で影のある男の子 省吾君 この子は何を意味するんだろう? 雫に絡んでくるのかと思いきや 英治のみが接触しているし・・?
  さて・・ これからまたどう展開するんだろうか? 段々慎吾君の抑えた芝居が鼻につきはじめてきた 鼻に掛かった台詞がどうにかならないかと・・
 名台詞 : 美桜 「お花屋さ〜ん」 英治 「俺さ 花のように笑う人が好きなんだ 花が咲くように笑う」  「俺達と家族になりませんか」
 健吾 「良いなあ瞬間で人を救える奴って 下手すりゃて前が死ぬ場合もある」 英治 「包装してるんです 貴女はお荷物だ そうですよね?
 お荷物だけど普通の荷物とは違う 貴女は特別大切にしなきゃいけない とっても壊れ易いから ね」
 美桜 「お花屋さんそういう事言うと泣く!とみせかけて笑うわよ」 「お花屋さん 返事してよ お花屋さん?」 英治 「はい・・」          ▲UP
 


 3話「終電までに探して」 省吾の事で雫の担任小野先生と英治が密になっている事を直哉に煽られ 美桜井は物凄く判り易い嫉妬をする
 一方入院中の父に子供の頃はわざと迷子になって親の愛情試してたと聞かされた美桜は 渋谷に英治を呼び出しゲームに誘うのだった *****
  院長の謎が段々と明かされてきた どうしても娘の気持ちが理解出来ない 何故あんな卑劣な男の一体何に・・ と言っていた
 「娘」なんだやっぱり そして英治は卑劣な男だったんだ・・?今は絵に描いたような善人なのに 裏の顔が本当はあって押さえてる?
 だから美桜を送り込んでその本性を暴きだし破滅させてやるっての? う〜んまだそれだけじゃ理由が弱すぎると思う・・?
  でも何故美桜である必要がある?どうやら難病らしい父を個室にまで入れてやって・・ でもこの父だってたまたま転がり込んできた訳じゃない?
 何かあるような気がするんだけど?まだ判らない そして何故盲目である必要がある?直哉の言うように何も遠回りで攻めなくてもってねえ・・?
 昔の裏の顔の英治がこの美桜親子に何かをしているんだろうか?だから美桜じゃなくちゃいけなく そして盲目じゃなくちゃいけなく・・??
  一方英治のその裏の顔なんだけど 直哉に煽られ小野先生に嫉妬しプリプリ歩く美桜の後を追う英治が たむろする少年達に絡まれて
 一方的にやられたままで無抵抗だったのに 美桜が突き飛ばされた途端見せたあの右手とあの・・ まさにあれが裏の顔 ⇒ 本当の英治?
 って顔を初めて見せたのだ  そうなるともう深読み癖がムクムクと(笑) まず昔は何をやっていた人なんだろう?って疑問が湧いてくる
 万引きをしてしまった省吾を 自分に似てるって言ってた あの子もしかしたら名も無き戦士かなって 愛 を知らない名も無き戦士って一体?
 はああもうどんどん深読み癖が1人暴走し始めちゃうじゃないかあ!(笑)皆意味深でどうとにでもとれるような台詞や状況ばかりだもんだから・・
  まず英治が今の「善人」になったのはやっぱり元妻の死からというか雫の誕生からだよなあ? 身重の妻を残し遠距離で何かをしていた・・
 そうか きっとその時は刑務所に入っていたとかだ? 誰かを殺して・・?まさか院長の妻とか?う〜ん深読み好きを放っておくとどこまでも・・(笑)
  直哉がお気楽極楽にちゃちゃを入れるのがとても良い 微妙 妙に痛い等々(笑) でもこいつもまだもう一つ何か隠し玉を持ってると思う?
 そんな謎だらけの物語に雫の可愛らしさも良い ずっと寝てて欲しい 父ちゃんは本当は男の子が欲しかったんでしょ 可笑しくない!等々(笑)
 マスターの健吾はちょっと狙い過ぎな感もあるんだけど わが道を行ってそして時々英治に良いお言葉を与えてやってくださいって感じだ
  さて美桜と英治なんだけど しっかり育まれてますなあ ミイラとりがしっかりミイラになってますがな 今から終電までに私をみつけて
 英治がAPに持ってった花びらを拾って もうちょっとで見つけられてたってんな馬鹿なあ! もう完全美桜のハートは打ち抜かれてますがな・・
 名台詞 : 元妻 「魔法を掛けられた野獣は愛を知らない 薔薇の花びらが枯れて落ちる前に ベルが愛する事を教えなくちゃいけないの
 でないと一生魔法は解けない」 美桜父 「我慢なんか向いてないのさ人に合わせるのも だから反動でイライラしちまう 時々息苦しくなるだろ?
 読んでばかりなんて 空気なんてほら吸うもんだ」 菱田 「絶対に傷付けられない そういう人の側なら安心して本当の自分でいられるのにね」
 健吾 「忘れたなら思い出せば良いじゃないかよ」 小野 「女は誰でも最後の女になりたいんですよ」 美桜 「待ってるからよ必ず出会える場所で
 女はずる賢いのよ」 英治 「俺は残念ながら王子様じゃないけどあと少しで貴女をみつけてたんです」                         ▲UP
 


 4話「明かされた過去〜3万人の子供たちへ」 名も無き戦士 省吾 から「SOS」を受け取った英治は健吾と共に救出に向かう 一方偶然訪れた
 病院で働く看護士の美桜を菱田が見掛ける そんな美桜の目は手術をすれば見えるようになると英治は直哉から聞かされるのだった *****
  今話は最初から最後まで「嘘」がキーワードになってたと思う 其々が其々に「嘘」をついているから複雑に絡み会う・・
 そして決まって皆そろいも揃って「自分はあなたに嘘なんか付かない付いていない」と言う 美桜も英治も直哉も・・目が見えないと嘘付いてる美桜
 省吾の両親は親のネグレクト省吾を利用して嘘を付く 美桜父の病状をたいした事ないと父に嘘付いてる美桜
 家を出て行く院長の妻 離婚なんかしないと怒鳴る院長 直哉は手術をすれば美桜の目が見えるようになると嘘をつく・・
 となると英治はどんな嘘を付いているんだろうか? 自分も名も無き戦士だ・・ 院長が言っていてた 妊娠してから1度も会いに来ていない・・
  直哉が「そろそろ次の段階に入っても良いと思うんですけど」と 少しずつ院長の意図が見えて来た
 娘が英治を愛していたのは認めているようだけど 妊娠した娘に1度も逢いに来ていないから男は娘を愛していなかったんだ
 捨てられたんだ娘は というのが持論らしい? そしてその後の善人のような彼は 罪悪感からで自分が生まれ変わろうとしているんだと
 だからあの男の心が砕ける音を聞くまで追い詰めるんだというんだなこれが・・ 何故英治は逢いに来なかったのか?来れなかったのか?
  そんな中 英治と健吾が雫の黄色とピンクの袋を使って子供のヒーローになったシーンには思わずジンと来ちゃった
 人間ってどこかで誰かが自分の事認識してくれてる人が居るって それって生きて行く物凄い力になるんだろうなあと見ながら思った
 となると英治あそこから動けないな いつまでもあそこで小さな花屋をやってないといけない そんな気持ちも込めて省吾に言ってるんだろうなと・・
  そんな省吾を英治は自分の過去と重ねて見ている 恋をする事は出来ると思います でも愛する事は難しいでしょ
 だってそれは本当は親から教えられる事でしょ 英治は愛する事が出来ない男なのか? 美桜に告白した本当の自分の残酷な部分
 それをいつも感じていて それをいつかは消し去りたいってそんな風には思ってますけどって言ってた・・ あながち院長の推測は間違ってない?
 お前の棘はよ命がけで雫を生んだ嫁さんが抜いてくれたんだよ 健吾が英治に何気なく言った言葉・・ いや まだ英治の棘は抜けてないな・・?
 名台詞 : 英治 「俺も名も無き戦士さ ヨロシク」 「俺は貴女に嘘なんかつきませんよ」 「自分の中に冷たくて残酷な部分があるんです」
 「暫くそういう言葉使いは辞めてください 俺達はこれから子供のヒーローになるんですから」 健吾 「僕ピンク?」
 英治 「そんな時は駅前にある小さな花屋を訪ねると良い 君が何も言わなくても一輪の薔薇の花を持ってくれば全部判ってくれるんだ」
 健吾 「その花屋の前のな 小さな喫茶店だって良いんだぞ」 省吾 「へ〜んしん!」    英治 「心に棘が生えてしまうんですね」
 美桜 「誰に何を言われても関係無い笑われても良いこれは1等の赤い玉よ 貴方がそう言ったんだから私は貴方の方を信じる」        ▲UP
 


 5話「世界一長い告白!」 英治は直哉に美桜の目の手術が高額な事 その金の為に求婚されている事を知りおだやかでいられなくなり
 貯金と花屋をたたんで作る金を美桜に渡す事を決意する それが全て院長の復讐計画の一部である事を知る美桜は姿を消す決意をする *****
  院長の謎が段々と明かされてきた どうしても娘の気持ちが理解出来ない 何故あんな卑劣な男の一体何に・・ と言っていた
 
 名台詞 :  「・」                         ▲UP
 


 6話「暴かれていく秘密」 ・ *****
  
 名台詞 :  「・」                         ▲UP
 


 7話「親が子供を叩く時」 院長が雫の親権をめぐり裁判を起こすと弁護士を差し向けてきた 英治は裁判を避け院長に雫を預けると言い出した
 それを納得しない雫に英治は思わず手を挙げてしまい自分を責め続ける・・ 一方美桜はそんな英治の行動を見て不信を抱く *****
  
 名台詞 :  「・」                         ▲UP
 




































BACK   NEXT
(TOP以外からお越しの方だけTOPへ)






inserted by FC2 system